製造業版

新事業進出・ものづくり補助金: 採択される計画の骨格と、設備投資の順番

2026年10月19日更新 / 定番制度の製造業向け解説

ナビコッコ
「ものづくり補助金で新しい機械を買いたい」と考えるとき、話はたいてい機械から始まります。でも審査員が読みたいのは機械の性能ではなく、その機械で何を新しく作り、会社の付加価値がどれだけ増えるかです。2026年からの新制度では、今の製品を速く作るための設備だけでは対象になりません。新製品の顧客と売上の見込みを自社の数字で示した計画のほうが説得力があります。

製造業の補助金でまず名前が挙がるのがものづくり補助金です。2026年からは新事業進出補助金と一体で運用され、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として公募されています。第1回は2026年6月29日に公募が始まり、申請の締切は10月30日18時です。旧ものづくり補助金の総合サイトに載っている最後の公募は23次(2026年5月8日締切)で、この記事でいう「ものづくり補助金」は、ここから先は新制度を指します。

新制度では、設備を入れて今の製品を速く・安く作るだけの計画は対象になりません。審査されるのは機械そのものではなく、その投資で自社が何を新しく作り、会社の付加価値がどれだけ増えるかだからです。この記事では、制度のしくみ・対象になる設備・採択される計画の書き方・交付決定後の実務までを、製造業の現場の言葉で整理します。金額と要件は2026年第1回の公募要領に基づいています。公募回ごとに見直されることがあるため、申請前に最新の公募要領で確認しましょう。

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枠と補助額: 製造業が使うのは主に2つの枠

新制度の枠は「革新的新製品・サービス枠」「新事業進出枠」「グローバル枠」の3つです。製造業の設備投資で中心になるのは次の2つです。

枠対象になる取り組み補助上限(従業員数別、括弧内は賃上げ特例)補助下限・補助率・実施期間
革新的新製品・サービス枠自社の技術を生かした新製品・新サービスの開発。既存製品の生産プロセスを改善するだけの事業は対象外1〜5人 750万円(850万円)/6〜20人 1,000万円(1,250万円)/21〜50人 1,500万円(2,500万円)/51人以上 2,500万円(3,500万円)下限100万円。補助率1/2、小規模事業者は2/3。交付決定から10か月以内
新事業進出枠自社にとって新しい製品で、これまでと違う顧客層の市場に進出する事業。既存製品の増産や製造方法の変更だけは対象外1〜20人 2,500万円(3,000万円)/21〜50人 4,000万円(5,000万円)/51〜100人 5,500万円(7,000万円)/101人以上 7,000万円(9,000万円)下限750万円。補助率1/2。交付決定から14か月以内

製造業は常勤従業員20人以下が小規模事業者で、革新的新製品・サービス枠なら補助率が2/3になります。海外への輸出体制を整える投資には、補助率2/3のグローバル枠もあります。地域別最低賃金の引上げの影響を大きく受けた事業者が補助率1/2から2/3に上がる特例もあるので、条件を公募要領で確かめましょう。

制度の骨格: 何のためのお金か

新制度の目的は、中小企業が技術的に新しい製品・サービスを開発することや、既存事業と違う新しい市場へ進出することを後押しし、賃上げにつなげることです。注意したいのは「革新的」の解釈です。世界初の技術という意味ではありません。顧客に新しい価値を届けるために、自社の技術力を生かして新製品を開発するのであれば対象に入ります。ただし公募要領は、機械やシステムを導入するだけで新製品の開発を伴わない事業と、同業の中小企業で既にかなり普及している製品の開発を対象外にしています。

観点審査で見られること製造業での書き方の例
革新性開発する新製品・新サービスの何が新しいか、競合と比べた優位性これまで対応できなかった材質・精度・サイズの部品を新製品として開発し、新しい用途の顧客へ売る
実現可能性体制・スケジュール・財務の裏づけがあるか担当者の技能、試作から量産までの工程表、見積もりと資金調達の計画
収益性付加価値額と賃上げの目標値を実現できるか新製品の販売数量×単価から粗利を積み上げ、付加価値額の伸びにつなげる
政策的な適合国が補助する理由があるか(波及効果・費用対効果・地域経済への貢献)地域の協力会社への発注が増える、新しい雇用が生まれる

「良い機械を買えば生産性は上がるはずだ」と思っていませんか。新制度では、生産性が上がるだけでは足りません。機械のカタログ値は誰が申請しても同じ数字なので、差がつくのは自社の技術と顧客の数字です。どの技術を使って何を新しく作り、誰がいくらで買うのか。その道筋を示す表があるかどうかで、計画書の説得力は大きく変わります。

付加価値額という物差しを先に理解する

事業計画では、補助事業の終了後3〜5年の計画期間で、付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)を年平均4.0%以上伸ばす目標を立て、最終年度に達成することが基本要件です。あわせて、従業員1人当たり給与支給総額を年平均3.5%以上増やすことと、事業場内最低賃金を毎年、地域別最低賃金より30円以上高く保つことも求められます。ここで大事なのは、付加価値額は売上ではないということです。

数字計算例(年商1.2億円の加工業)
営業利益600万円
人件費3,600万円
減価償却費800万円
付加価値額5,000万円
年4%で3年後約5,624万円(+624万円)
年4%で5年後約6,083万円(+1,083万円)

面白いのは、設備を買って減価償却費が増えること自体が付加価値額を押し上げる点です。とはいえ償却頼みの計画では説得力が足りないため、新製品の売上と粗利で営業利益を伸ばす筋道を、数字で示すのが本筋になります。

賃上げの2つの要件は、届かなければ補助金の返還を求められます。1人当たり給与支給総額の目標に届かなければ未達の割合に応じた額を、事業場内最低賃金が基準を下回った年は補助金を計画年数で割った額を返します。給与を年平均6.0%以上、最低賃金を地域別最低賃金より50円以上高くする賃上げ特例を使えば補助上限が上がりますが、未達のときは引き上げ分の全額も返還の対象です。達成できる水準で目標を立てましょう。

対象になる経費・ならない経費

区分代表例実務の注意点
機械装置・システム構築費(革新的新製品・サービス枠では必須)工作機械、成形機、検査装置、専用ソフト、生産管理システム単価10万円(税抜)以上。本体と一体で行う改良・据付け・運搬もこの区分に入る
建物費新製品の生産施設・加工施設・検査施設の建設や改修新事業進出枠とグローバル枠だけで計上できる。建物の単なる購入や賃借は対象外
その他の経費運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費経費区分ごとに上限があるため、公募要領で確認する
対象外既存設備の単なる置き換え、汎用パソコン・タブレット、車両及び運搬具、不動産の購入、事務所の家賃、消耗品、自社の人件費既存事業と共用する設備も対象外になる

製造業で見落としやすいのが「専ら補助事業に使う」という条件です。補助金で買った機械を既存製品の生産にも回すと、目的外の使用として残存簿価相当額などの納付を求められます。新製品のラインと既存のラインを、計画の段階で分けておきましょう。

中古の機械も対象になります。条件は、古物商の許可を持つ中古品流通事業者3者以上から、型式と年式が書かれた相見積もりを取ることです。新品でも、発注先1件あたりの見積額が50万円(税抜)以上なら、同じ条件で3者以上から見積もりを取る決まりです(相見積もりのガイド)。特注機は比較見積もりが取りにくいため、仕様書と価格の根拠資料を早めにメーカーへ依頼しておきましょう。

機械をファイナンス・リースで入れるなら、リース会社との共同申請が使えます。補助金はリース会社に交付され、自社が払うリース料から補助金相当分が減額される仕組みです。対象はリース会社が販売元に払う機械装置・システムの購入費用で、自社が払うリース料そのものは対象外です。セール&リースバック、転リース、割賦契約は使えず、見積もりは自社で取ります。購入とリースのどちらが得かは、リースと購入の比較ガイドで確かめましょう。

採択される事業計画の骨格

事業計画は事務局の電子申請システムに入力します。中身は次の5つの要素にまとめられます。

  1. 自社の技術と現状を数字で書く: 加工できる精度・材質・サイズ、取引先別の売上、設備の稼働率など、社内の実測値を出す
  2. 新製品の顧客と需要の裏づけを書く: 「今の設備では受けられない精度の引き合いが月4件ある」など、誰が買うのかを事実で示す
  3. 導入設備で何を新しく作るかを書く: 設備は新製品をつくる手段として位置づけ、試作から量産までの工程と販売の見込みを並べる
  4. 付加価値額と賃上げの計画につなげる: 新製品の売上と粗利が営業利益・人件費・減価償却費のどこに表れるか、給与の目標をどう達成するかを示す
  5. 体制と実行可能性を書く: 担当者、技能の裏づけ、既存工程との接続、スケジュール、資金の調達

「専門家に書いてもらえば通る」と思っていませんか。認定経営革新等支援機関などから助言を受けるのは構いませんが、公募要領は計画書を申請者自身が作ることを求めており、作成を他者に任せたと分かれば不採択や採択取消になります。支援を受けた場合は、支援者の名前・支援内容・報酬額を申請時に入力する決まりです。現場の数字を出せるのは自社だけなので、支援者には構成の助言を頼み、素材(数字と事実)はこちらで用意しましょう(認定支援機関のガイド)。一定の基準を満たした申請者には、口頭審査が行われる場合もあります。

加点項目を積む: 準備できるものは先に取る

審査は相対評価のため、加点は「取れるものは全部取る」が定石です。加点項目は申請締切日の時点で満たしている必要があります。製造業で検討しやすい代表的なものは次のとおりです。

  • パートナーシップ構築宣言: 取引先との適正取引を宣言する取り組み。2026年1月1日に更新されたひな形で公表していることが条件
  • 事業継続力強化計画の認定: 申請締切日時点で有効な認定が必要(事業継続力強化計画のガイド)
  • 経営革新計画の承認: 都道府県の承認制度。こちらも締切日時点で有効な承認が必要
  • 研究開発費・試験研究費の計上: 申請締切の前期までに、会計上の研究開発費か税務上の試験研究費を計上していること
  • くるみん・えるぼし・健康経営優良法人2026・DX認定: 両立支援、女性活躍、健康経営、DXの各認定

加点項目の全体像は加点項目のカタログにまとめています。認定に1〜2ヶ月かかるものがあるため、公募を待たずに先に取っておくのが実務での進め方です。中小企業庁の補助金で賃上げの加点を受けて採択されたのに達成できなかった事業者は、減点の対象になることもあります。

時間軸: 公募が出てから動くと間に合わない

時期やること所要の目安
公募の3〜6ヶ月前gBizIDプライムの取得、一般事業主行動計画の策定・公表、事業継続力強化計画などの認定取得gBizIDはオンラインなら最短即日(郵送は最大1か月)、行動計画の公表は1〜2週間、認定は1〜2ヶ月
公募の1〜2ヶ月前新製品の企画、設備の選定と見積もり取得、現状値の実測、金融機関や支援者への相談2〜4週間
公募期間中事業計画の作成、事務局の電子申請システムでの申請2〜4週間。入力だけで数時間かかる
採択発表後交付申請→交付決定→発注・支払い交付決定まで1〜2ヶ月
事業完了後実績報告→検査→入金報告から入金まで数ヶ月(入金時期のガイド)

一般事業主行動計画の公表は新制度の基本要件で、厚生労働省の「両立支援のひろば」に載るまで1〜2週間かかります。第1回の日程は、公募開始が2026年6月29日、申請受付の開始が9月30日、締切が10月30日18時、採択発表は2027年1月頃の予定です。第2回以降の日程は公式サイトで確認しましょう。

よくある落とし穴は、交付決定前に発注してしまうことです。採択の通知が来ると気が緩みますが、採択=交付決定ではありません。機械メーカーに「採択されたので発注します」と伝えるのは、交付決定の通知を受け取ってからにしましょう(交付決定とは何かのガイド)。

資金繰り: 補助金は後払い、機械代は先払い

従業員30人の加工業が革新的新製品・サービス枠で1,500万円の機械を買い、補助率1/2で750万円の補助を受ける場合でも、購入時には1,500万円を支払います。補助金が入るのは実績報告と検査を経た数ヶ月後です。

時点お金の動き
発注・納品時▲1,500万円(自己資金+借入)
実績報告〜検査0円(書類作業のみ)
入金+750万円
実質負担750万円(+つなぎ期間の金利)

常勤20人以下の小規模事業者なら補助率は2/3で、同じ1,500万円の機械に1,000万円の補助が出る計算です。つなぎは日本政策金融公庫や金融機関の設備資金で組むのが一般的です。新制度では、金融機関から資金を借りて補助事業を行う場合、その金融機関に事業計画を確認してもらった「金融機関による確認書」の提出が要件になります。融資の相談は申請の準備と並行して始めましょう(立替資金のガイド)。ファイナンス・リースの共同申請なら機械の代金はリース会社が払うので、大きな立替は要りません。

採択後に効いてくる実務

  • 証拠書類の管理: 見積書・発注書・納品書・請求書・振込控えの5点セットを、設備ごとにまとめて保管する
  • 設置写真: 搬入・据付・稼働の写真を日付つきで残す。実績報告で求められます
  • 財産処分の制限: 補助金で取得した設備は、目的外の使用・譲渡・貸付・廃棄などの処分が制限されます。既存製品の生産に使うのも目的外の使用です(財産処分の制限)
  • 事業化状況報告: 補助事業を完了した年度の終了後から5年間、計6回、事業化の状況や賃上げの実績を報告します。報告しなければ交付決定の取消と返還の対象です
  • 圧縮記帳の検討: 固定資産の取得に充てた補助金は圧縮記帳が認められますが、技術導入費や専門家経費に充てた分は対象外です。税負担の平準化を税理士と相談しましょう(補助金と税務のガイド)

申請前チェックリスト

  • ☐ gBizIDプライムを取得済み(郵送申請なら最大1か月を見込む)
  • ☐ 一般事業主行動計画を策定し、「両立支援のひろば」で公表した(1〜2週間かかる)
  • ☐ 計画が新製品・新サービスの開発か新市場への進出になっていて、生産プロセスの改善や設備の導入だけで終わっていないことを確かめた
  • ☐ 自社の技術と現状の数字(精度・材質・取引先別売上・稼働率)を表にした
  • ☐ 新製品の顧客・数量・単価の見込みを、機械のカタログ値ではなく引き合いなどの事実から算出した
  • ☐ 付加価値額の現在値を計算し、年平均4.0%以上の伸びを試算した
  • ☐ 見積もりを取り、発注先1件50万円(税抜)以上は3者以上から同じ条件で取得した。特注機は仕様書と価格根拠を用意した
  • ☐ 補助金で買う設備を既存製品の生産に使わない段取りを決めた
  • ☐ 加点項目(パートナーシップ構築宣言・事業継続力強化計画・経営革新計画等)を確認し、締切日に間に合うものは先に取得した
  • ☐ 交付決定前に発注しない段取りを、機械メーカーと共有した
  • ☐ 設備代金の全額を先払いするための資金(自己資金+つなぎ融資)を確保し、借りる場合は金融機関に確認書を依頼した
  • ☐ 給与年平均3.5%以上・事業場内最低賃金+30円以上の要件と未達時の返還規定を読み、達成できる目標値を設定した
  • ☐ 補助金で買った設備の処分制限と、5年間で計6回の事業化状況報告の義務を理解した
  • ☐ 圧縮記帳の可否を税理士に確認した

結論: 機械の話を、自社の数字の話に翻訳する

ものづくり補助金で通る計画と落ちる計画の差は、文章のうまさではなく数字の出どころです。カタログの性能値は誰でも書けますが、「今は断っている精度の部品を新製品として量産し、新しい取引先に月200個納める」という数字は自社にしか書けません。新制度では、今の製品を速く作るための設備や、設備を入れるだけの計画は対象外です。準備の順番は、①自社の技術と顧客の数字の整理、②新製品の企画と設備の見積もり、③加点と要件の先取り(行動計画の公表など)、④計画書の作成です。この順を守れば、公募が出てから慌てることはなくなります。補助率・上限・枠の構成は公募回ごとに見直されることがあるため、金額は必ず最新の公募要領で確認し、募集中の公募回は下の一覧で毎朝チェックしましょう。

参考・出典

現在の公募状況

現在、この制度に関連する公募が21件募集中です(2026年10月19日時点・毎朝自動更新):

製造業対象

浜松市ものづくり販路開拓事業費補助金

自社製品・技術の販路開拓を目的とした展示商談会出展費を助成。

地域: 静岡県 上限: 公募要領を確認
製造業対象締切まで2日

【第3回】令和8年度 海外展示会出展支援補助金(ものづくり)

埼玉県内の中小企業による海外展示会出展経費の一部補助。

地域: 埼玉県 上限: 200万円 締切: 2026年10月21日
製造業対象締切まで11日

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金

中小企業の新事業進出・海外展開・高付加価値事業進出を支援。

地域: 全国 上限: 9,000万円 締切: 2026年10月30日
製造業対象締切まで11日

ふるさとものづくり支援事業補助金のおしらせ

三重県南伊勢町経由で申請可能な「ふるさとものづくり支援事業」。詳細確認が必須。

地域: 三重県 上限: 公募要領を確認 締切: 2026年10月30日
製造業対象締切まで11日

令和9年度ふるさとものづくり支援事業の募集について

岩手県雫石町内の事業者が地域資源を活かした新商品開発等に対する補助。

地域: 岩手県 上限: 公募要領を確認 締切: 2026年10月30日
製造業対象

ふるさとものづくり支援事業の募集について

山口県防府市内の地域資源を活用した新商品開発が対象。

地域: 山口県 上限: 1,500万円 締切: 2026年11月6日
製造業対象

令和8(2026)年度(第2次)ものづくり産業生産性向上支援補助金事業計画の募集について

栃木県の製造業向け生産性向上補助金。

地域: 栃木県 上限: 公募要領を確認 締切: 2026年11月11日
製造業対象

【ふるさと財団】ふるさとものづくり支援事業の募集について

千葉県大網白里市の事業者向け補助金。

地域: 千葉県 上限: 1,500万円 締切: 2026年11月20日
製造業対象

令和8年度愛媛県トライアングルエヒメ横展開補助金(ものづくり・海事)に係る補助対象事業者の公募について

愛媛県のものづくり・海事産業向けデジタル実装補助。

地域: 愛媛県 上限: 公募要領を確認 締切: 2026年11月30日
製造業対象

第4弾 鈴鹿市物価高騰対策ものづくり企業等支援事業

市内ものづくり企業向けの物価高騰対策支援。

地域: 三重県 上限: 公募要領を確認 締切: 2026年12月28日
製造業対象

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(20次締切)

最大3,500万円、補助率1/2~2/3。小規模事業者対象。

地域: 全国 上限: 3,500万円 締切: 2026年12月28日
製造業対象

盛岡広域産業成長推進協議会 成長ものづくり・デジタル分野に関連する展示会等出展支援事業費補助金

ものづくり・デジタル分野の展示会等出展支援。

地域: 岩手県 上限: 公募要領を確認 締切: 2027年1月15日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(新製品共創事業)

地域: 愛知県 上限: 30万円 締切: 2027年1月31日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(プラットフォーム活用事業)

地域: 愛知県 上限: 50万円 締切: 2027年1月31日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(知的財産権取得事業)

地域: 愛知県 上限: 30万円 締切: 2027年1月31日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(依頼試験事業)

地域: 愛知県 上限: 50万円 締切: 2027年1月31日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(共同研究事業)

地域: 愛知県 上限: 50万円 締切: 2027年1月31日
製造業対象

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(21次締切)

設備・IT導入で生産性向上を支援。補助率1/2~2/3、上限4,000万円。

地域: 全国 上限: 4,000万円 締切: 2027年3月23日
製造業対象

岡崎ものづくり支援補助金(見本市等出展事業)

地域: 愛知県 上限: 30万円 締切: 2027年3月31日
製造業対象

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(22次締切)

地域: 全国 上限: 公募要領を確認 締切: 2027年6月30日
製造業対象

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(23次締切)

設備投資やIT導入で生産性向上を図る場合、補助率1/2~2/3で支援を受けられる制度。

地域: 全国 上限: 公募要領を確認 締切: 2028年3月31日

新事業進出・ものづくり補助金(旧ものづくり補助金)に使える制度は、どの地域に多いか

2026年10月19日時点で該当する21件を地域別に数えました。うち全国対象が5件で、これはどの地域の製造業でも申請できます。残りは地域限定なので、自分の都道府県にあるかを先に見ましょう。

上限額が公表されている12件で見ると、中央値は200万円、最大は9,000万円です。下から4分の1は50万円以下なので、「小さく試す」規模の制度も含まれています。

直近の締切は【第3回】令和8年度 海外展示会出展支援補助金(ものづくり)の2026年10月21日(あと2日)です。締切の並びは締切間近の制度でまとめて確認しましょう。

よくある質問

Q. ものづくり補助金とはどんな制度ですか?

A. 中小企業が行う新製品・新サービスの開発や、新しい市場への進出のための設備投資を支援する国の補助金です。旧制度の正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」で、2026年からは新事業進出補助金と一体で「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として公募されています。第1回の申請締切は2026年10月30日です。製造業に限らず使えますが、設備投資型の性格から製造業の利用が多い制度です。

Q. いくらもらえますか?

A. 枠と従業員数で変わります。革新的新製品・サービス枠は補助上限750万〜2,500万円(賃上げ特例で最大3,500万円)、補助下限100万円で、補助率は1/2、小規模事業者(製造業は常勤20人以下)は2/3です。新事業進出枠は補助上限2,500万〜7,000万円(特例で最大9,000万円)、補助下限750万円で、補助率は1/2です。金額は2026年第1回の公募要領に基づくため、申請前に最新の公募要領で確認しましょう。

Q. どんな設備が対象になりますか?

A. 中心は機械装置・システム構築費で、工作機械、成形機、検査装置、専用ソフトウェアなど単価10万円(税抜)以上のものが対象です。ただし、新製品の開発や新市場への進出に専ら使う設備に限られます。既存設備の単なる置き換えや、既存製品の生産プロセスを改善するだけ、設備を入れるだけの計画は対象外です。汎用のパソコン・タブレット、車両、不動産の購入も対象外で、建物費を計上できるのは新事業進出枠とグローバル枠だけです。中古設備は、古物商の許可を持つ業者3者以上の相見積もりがあれば対象になります。

Q. 採択率はどのくらいですか?

A. 旧ものづくり補助金では、公募回によって変動しますが、応募件数と採択件数から計算するとおおむね3〜6割の範囲で推移してきました。2026年からの新制度は、第1回の採択発表が2027年1月頃の予定で、まだ結果が出ていません。加点項目(パートナーシップ構築宣言、事業継続力強化計画や経営革新計画の認定など)は申請締切日の時点で満たしている必要があるため、先に取っておきましょう。詳細は<a href="/inshoku/guide/saitaku-ritsu/">採択率のガイド</a>で整理しています。

Q. 申請にはどのくらい時間がかかりますか?

A. 新制度の第1回は、公募開始(2026年6月29日)から締切(10月30日)まで約4か月で、申請の受付は9月30日に始まりました。gBizIDプライムの取得に最短即日〜最大1か月(郵送の場合)、一般事業主行動計画の公表に1〜2週間、見積もりの取得に1〜2週間かかり、加点に使う認定には1〜2か月かかるものもあります。公募が出てから動き始めると間に合わないため、次回の公募を見すえて準備しましょう。

Q. 採択されたらすぐお金がもらえますか?

A. いいえ。採択の後に交付申請を行い、交付決定を受けてから発注・支払いをして、事業完了後に実績報告と検査を経て入金されます。交付決定前の発注は補助対象外になるのが原則です。設備代金は先に全額を支払う必要があるため、つなぎ資金の準備が欠かせません。ファイナンス・リースでリース会社と共同申請すれば、補助金はリース会社に交付され、リース料の減額という形で受け取れます。

他の定番制度

公開 2026年8月27日 / 最終更新 2026年10月7日 / この記事は、公的機関が公開する一次資料をもとにホジョナビ編集部が作成したもので、執筆補助にAIを使用。金額・要件・締切は各制度の公募要領が常に優先。制作方針と情報源

更新履歴(2件)
  • gBizIDプライムの取得期間を「1週間程度」からオンラインなら最短即日・郵送は最大1か月に修正
  • 制度を新事業進出・ものづくり補助金(第1回締切2026年10月30日)に更新、枠ごとの補助上限・補助率と、付加価値額4.0%・給与3.5%の要件と返還規定を追記
  • 公開