業務改善助成金:飲食店での使い方
最低賃金は毎年秋に改定されます。令和8年度は37都道府県が10月、山梨・京都など7府県が11月、岩手・熊本・沖縄が12月の発効です。時給表を見ながら「どうせ上げなきゃいけない」とため息をつくのは、人を雇う飲食店の毎年の風物詩です。その「どうせ上げる賃金」を、設備投資の原資に変えるのがこの制度。厚生労働省系の助成金で、「従業員の賃上げ」と「設備投資」をセットで支援する珍しい設計です。
仕組み:賃上げが主役、設備はその手段
この制度の中心は事業場内最低賃金の引き上げです。「うちで一番時給が低いスタッフの賃金を◯円引き上げる」ことを宣言し、その生産性向上の手段として設備費用の一部が助成されます。令和8年度は事業場内最低賃金を50円以上引き上げる設計で、50円・70円・90円の3コースがあり、上げ幅が大きいほど助成上限も上がります(最大600万円)。申請できるのは、事業場内最低賃金が令和8年度の地域別最低賃金を下回っている事業場です。
つまり発想の順番は、「設備が欲しい→ついでに賃上げ」ではなく、「賃上げは避けられない→ならば設備とセットで制度に乗せる」です。同じ賃上げでも、賃上げの時期を考えて決めるだけで、戻ってくるお金が変わります。
お金の実感:賃上げのコストと助成のバランス
いちばん小さい50円コースで考えます。週20時間以上で雇用保険に入っているパート・アルバイト5人が、平均で月90時間ずつ働いているなら、人件費の増加は50円×90時間×5人=月2.25万円、年27万円。これが恒久的に続きます。
一方で、助成対象になる設備には、たとえば次のようなものがあります。
| 設備 | 費用の相場観 | 生産性向上の理屈 |
|---|---|---|
| 券売機(新紙幣対応) | 100〜200万円 | 注文・会計の無人化。券売機ページ参照 |
| 業務用食洗機 | 60〜150万円 | 洗い場の時短。閉店後作業が30分縮む。食洗機ページ |
| セルフオーダー・POS | 数十万円〜 | 注文取り・レジ締めの省力化 |
| 自動釣銭機・キャッシュレス | 50〜100万円 | 会計ミス・現金管理の削減 |
100万円の設備に助成率4/5(事業場内最低賃金が1,050円未満の場合)をかけると80万円です。50円コースで5人・事業場30人未満の上限は70万円なので、助成されるのは70万円。年27万円の人件費増と引き換えに、100万円の設備のうち70万円が戻ってきます。この引き換えなら乗る価値がある、という判断が典型です。もちろん賃上げは従業員の定着にも直接つながります。時給30円の差で隣の店にバイトを取られる時代なので、「コスト」と呼ぶか「採用投資」と呼ぶかは、あなたの人手不足の深刻度次第です。
「賃上げは後で戻せる」は通用しません
一番大事な注意点です。助成金を受け取った後で賃金を元に戻すことはできません。就業規則や賃金台帳に残る恒久的な引き上げです。「もらうために一時的に上げる」という発想は、制度の設計上通らないようになっています。人件費の恒久増を織り込んだ損益計算をしてから申請しましょう。
もう一つの誤解が「助成金だから誰でももらえる」というものです。競争採択ではないのは事実ですが、予算が尽きれば年度途中でも受付終了しますし、賃金台帳・雇用保険・労働条件通知書などの労務書類は厳格に確認されます。残業代の未払いがある状態では話が始まりません。
申請から支給までの時間軸
| 時期 | やること |
|---|---|
| 夏(〜8月) | 賃金台帳で事業場内最低賃金を確認。設備の見積もりを取り、労働局・社労士に相談 |
| 9月1日〜(地域別最低賃金の発効日の前日か11月30日の早いほうまで) | 交付申請 |
| 交付申請の後〜発効日の前日 | 事業場内最低賃金の引き上げと就業規則等への反映(交付決定を待たなくてよいが、申請前の引き上げは対象外) |
| 交付決定後 | 設備の契約・発注・納品・支払(決定前の契約・発注・納品はNG) |
| 令和9年1月31日まで | 事業完了 |
| 事業完了後 | 実績報告と支給申請(賃金台帳・領収書等)→ 交付額の確定 → 支給 |
10月発効の都道府県では、受付開始から締切まで1〜2か月ほどしかありません。その間に交付申請と賃上げの両方を済ませる必要があるので、「改定額の発表を見てから動く」と間に合わないことがあります。夏のうちに準備を済ませ、9月1日に申請できる状態にしておくのが定石です。
実例で計算する:食洗機を入れた居酒屋
具体例で見ます。週20時間以上で雇用保険に入っているパート4人の居酒屋が、50円コースの時給引き上げとセットで業務用食洗機(120万円)を入れるケースです。
- 導入前。閉店後の洗い物が毎晩45分。時給1,100円のパートが担当し、月25日で人件費は月2.1万円。しかも「洗い場が終わらないと帰れない」ことがバイト離れの一因に
- 導入後。洗い物は15分に短縮。月約1.4万円・年間約16.5万円の人件費削減に加え、営業中の皿回転が速くなりピーク帯のオペレーションが安定。「洗い場のせいで帰れない」問題も消える
- 収支。賃上げの恒久コスト(例:50円×4人×月90時間=月1.8万円)のうち、約1.4万円を洗い場の短縮で取り戻せる計算。設備費120万円には、50円コース・4人・事業場30人未満の上限70万円まで助成が入る(120万円×助成率3/4でも90万円なので、上限で頭打ち)
「賃上げコストを生産性向上で吸収し、設備費は助成で圧縮する」。この3つの関係が成り立つことを、自分の店の数字で示せたら申請の価値ありです。数字で示せないままの「なんとなく設備更新」は、この制度の設計に合いません。
似た制度との使い分け
| 制度 | 主役 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 業務改善助成金(本ページ) | 賃上げ×設備 | 人を雇っていて、どうせ賃上げする予定がある |
| デジタル化・AI導入補助金 | ITツール | POS・モバイルオーダー等のソフトウェア中心の導入 |
| 持続化補助金 | 販路開拓 | 集客・新客層づくりが主目的(賃上げ要件なし) |
券売機やPOSのように複数制度で対象になり得る設備もあります。併給(同じ経費に2制度)はできないため、賃上げ予定の有無と設備の種類で入口を選んでください。迷ったら10秒診断で入口の当たりを付けましょう。
コース選びの考え方
令和8年度の引き上げ額のコースは50円・70円・90円の3つで、大きく上げるほど助成上限も上がる設計です。ここで欲を出して高いコースを選ぶと、恒久人件費が想定を超えます。考える順番は次の3つです。
- 地域の最低賃金との距離を測る。申請できるのは事業場内最低賃金が令和8年度の地域別最低賃金を下回る事業場で、発効日の前日までに50円以上上げます。新しい最低賃金まで上げる分を先取りするのが基本線で、その差額を基準にコースを選ぶと「どうせ上げる分」が最大限制度に乗ります
- 対象人数を確認する。引き上げるのは「事業場内最低賃金」なので、最低時給付近のスタッフが何人いるかで総コストが決まります。最低時給の1人だけ上げれば済む店と、横並びで5人上がる店では話が別です
- 買いたい設備の額から逆算する。助成上限は「コース×引き上げる人数×事業場規模(30人未満かどうか)」で決まるため、設備見積もりが上限を大きく超えるコースを選んでも自腹が膨らむだけ。設備と賃上げの釣り合いで決めましょう
上の居酒屋で比べると、90円コースなら4人・事業場30人未満の上限は270万円に上がり、120万円の食洗機には90万〜96万円(助成率3/4か4/5)が出ます。ただし賃上げコストは90円×4人×月90時間=月3.24万円と、50円コースの1.8倍です。この3つを紙に書いてから労働局に行くと、相談が具体的に進みます。
時期の注意も一つ。令和8年度の申請期間は9月1日から、都道府県ごとの地域別最低賃金の発効日の前日か11月30日の早いほうまでです。しかも予算の範囲内で交付するため、申請期間の途中で募集を終える場合があります。最低賃金の改定を見てから動くと「今年度分は締切済み」という空振りがあり得るので、夏のうちに相談を始め、9月の受付開始に合わせて出しましょう。
相談先は労働局。無料です
この制度の所管は都道府県の労働局(雇用環境・均等部門)で、申請前の相談は無料です。「うちの店の場合、どのコースでいくら対象になるか」レベルの具体相談に応じてくれます。書類の様式も年度で変わるため、ネットの古い記事より労働局の最新リーフレットのほうが確かです。社労士に申請を頼む場合の報酬は事務所ごとに決まり、公的な料金表はありません。助成額の10〜15%程度を成功報酬とする例があるので、目安として見積もりを書面でもらい、比べてから決めましょう。
申請前チェックリスト
- 賃金を引き上げる従業員(週20時間以上・雇用保険加入)がいるか(1人経営は対象外)
- 事業場内で一番低い時給がいくらか、賃金台帳で即答できるか
- 雇用保険・労働条件通知書・賃金台帳は整っているか(社会保険ガイド参照)
- 賃上げの恒久コストを年額で計算したか
- 導入したい設備の「生産性向上の理屈」を一文で言えるか
- 見積もりを取ったか。交付決定前に契約・発注・納品しない段取りか
- 賃上げを交付申請の後、地域別最低賃金の発効日の前日までに済ませる段取りか
- 賃上げ後の時給が求人市場で見劣りしないか(近隣の求人アプリで同業態の時給を3件見るだけで相場が掴めます)
整理します。人を雇っていて、賃上げが視野にあり、買いたい設備がある。この3つが揃ったら、この制度が第一候補です。まず賃金台帳で事業場内最低賃金を確認し、設備の見積もりを取り、夏のうちに労働局へ相談して、9月1日からの受付に備えましょう。賃上げの年次リズムと制度の関係は賃上げガイドに詳しくまとめてあります。あわせてどうぞ。
参考・出典
現在の公募状況
現在、この制度に関連する公募が31件募集中です(2026年10月19日時点・毎朝自動更新):
【宮崎】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資を実施する飲食店が対象。最大600万円を補助率3/4~4/5で助成。宮崎県内事業者に限定。
【鹿児島】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと同時に設備投資・IT導入を実施した飲食店が対象。補助率75~80%、上限600万円で生産性向上投資を支援。
【高知】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと同時に設備投資・IT導入を実施する飲食店に、その費用の3/4~4/5を最大600万円まで補助。生産性向上が条件。
【青森】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資を実施した飲食店が対象。設備整備・IT導入費の3/4~4/5を最大600万円まで補助可能。
【山形】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
飲食店を含む中小企業が、最低賃金50円以上の引き上げと同時に設備投資・IT導入で生産性向上を実現した場合、投資額の3/4~4/5を最大600万円まで補助。山形県内事業所が対象。
【大分】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資を同時実施する飲食店が対象。上限600万円、補助率3/4~4/5。大分県内に限定。
【愛媛】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資を行う飲食店が対象。設備・IT費の3/4~4/5を最大600万円まで補助。愛媛県内の事業者が利用可能。
【徳島】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上投資を行う飲食店が対象。設備・IT導入費の3/4~4/5を最大600万円まで補助。従業員数制限なし。
【山梨】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資・IT導入を行う中小飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円。山梨県内事業者向け。
【長崎】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと同時に設備投資またはIT導入を実施する飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円で生産性向上投資を支援。
【佐賀】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと同時に、生産性向上のための設備投資またはIT導入を行う飲食店が対象。投資費用の75~80%を最大600万円まで補助。
【京都】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと同時に設備投資・IT導入を行う中小飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円。京都府内の事業場が申請可能。
【沖縄】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
沖縄の飲食店が事業場内最低賃金を50円以上引き上げ、生産性向上に資する設備・IT投資を行う場合、費用の3/4~4/5(最大600万円)を補助される制度。最低賃金引上げが条件。
【熊本】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと同時に設備投資・IT導入を行う飲食店が、投資費用の3/4~4/5を助成される。小規模事業者対応。
【岩手】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資を行う飲食店が対象。補助率3/4~4/5で最大600万円。岩手県内の事業場が対象。
石川県業務改善奨励金(厚生労働省の業務改善助成金の上乗せ支援)
石川県内で最低賃金引上げに取り組む事業者が国の業務改善助成金と併用で県の上乗せ補助を受けられる。飲食店の対象可否・小規模事業者要件の詳細が不明。
【香川】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上の引上げと生産性向上設備投資を実施する飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円。香川県内で申請可能。
【兵庫】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資を同時に実施する飲食店に、投資額の3/4~4/5を最大600万円まで助成。兵庫県内の小規模事業者も対象。
【大阪】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと同時に設備投資・IT導入を行う小規模飲食店が対象。投資費用の75~80%を最大600万円まで助成できる。
【三重】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと設備投資・IT導入を組み合わせた中小飲食店が対象。補助率75~80%、上限600万円の支援が可能。
【愛知】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資・IT導入を行う中小飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円。愛知県内事業者向け。
【岐阜】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資を同時実施した場合、投資費用の3/4~4/5を最大600万円まで助成。飲食サービス業が対象で従業員数制限なし。
【北海道】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
北海道の飲食店が最低賃金を50円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資またはIT導入を実施した場合、投資費用の3/4~4/5(最大600万円)の補助が可能。従業員数制限なし
【富山】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと設備投資・IT導入を同時実施する飲食店が対象。生産性向上に資する投資費の3/4~4/5を最大600万円まで補助。富山県内事業者向け。
【新潟】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと同時に、生産性向上のための設備投資・IT導入を行う飲食店が対象。最大600万円、補助率3/4~4/5。
【神奈川】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資を行う飲食店が対象。設備費の3/4~4/5を最大600万円まで助成可能。小規模事業者・個人事業主も申請できる。
【東京】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引き上げと生産性向上設備投資で、設備・IT導入費の3/4~4/5を最大600万円まで補助。飲食サービス業が明示対象
【千葉】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資で、費用の3/4~4/5を補助。従業員数制限なし、千葉県の飲食店が対象。
【埼玉】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと同時に設備投資・IT導入を行う飲食店が対象。補助率3/4~4/5、上限600万円で生産性向上投資を支援。埼玉県内の小規模事業者も申請可能。
【栃木】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金50円以上引上げと生産性向上設備投資等で、設備投資費等の3/4~4/5を最大600万円まで補助。飲食サービス業が明記対象。
【宮城】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
最低賃金を50円以上引き上げ、生産性向上の設備投資またはIT導入を行う飲食店を支援。補助率3/4~4/5、上限600万円。宮城県内が対象。
業務改善助成金に使える制度は、どの地域に多いか
2026年10月19日時点で該当する31件を地域別に数えました。うち全国対象が0件で、これはどの地域の飲食店でも申請できます。残りは地域限定なので、自分の都道府県にあるかを先に見ましょう。
| 都道府県 | 該当する制度 | その地域の一覧 |
|---|---|---|
| 宮崎県 | 1件 | 宮崎県の飲食店向け制度 |
| 鹿児島県 | 1件 | 鹿児島県の飲食店向け制度 |
| 高知県 | 1件 | 高知県の飲食店向け制度 |
| 青森県 | 1件 | 青森県の飲食店向け制度 |
| 山形県 | 1件 | 山形県の飲食店向け制度 |
| 大分県 | 1件 | 大分県の飲食店向け制度 |
| 愛媛県 | 1件 | 愛媛県の飲食店向け制度 |
| 徳島県 | 1件 | 徳島県の飲食店向け制度 |
| 山梨県 | 1件 | 山梨県の飲食店向け制度 |
| 長崎県 | 1件 | 長崎県の飲食店向け制度 |
上限額が公表されている30件で見ると、中央値は600万円、最大は600万円です。下から4分の1は600万円以下なので、「小さく試す」規模の制度も含まれています。
直近の締切は【宮崎】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業…の2026年10月23日(あと5日)です。締切の並びは締切間近の制度でまとめて確認しましょう。
よくある質問
Q. どういう仕組みの制度ですか?
A. 「事業場内で最も低い賃金を一定額引き上げること」とセットで、生産性向上のための設備投資費用の一部が助成されます。賃上げが先にありきの制度です。
Q. 一人で経営している店でも使えますか?
A. 従業員(賃金を引き上げる対象者)がいることが前提の制度です。令和8年度に引き上げの対象として数えられるのは、週所定労働時間20時間以上で雇用保険に加入している人です。完全に一人で営業している場合は対象になりません。
Q. 何が買えますか?
A. 生産性向上につながると説明できる設備が対象です。飲食店では券売機・食洗機・セルフオーダー・POSレジなどの定番があります。逆に、生産性と関係を説明できないものは対象外です。令和8年度は自動車(特殊用途自動車を除く)が対象外になり、パソコン・スマホ・タブレットの新規導入は物価高騰等の要件に当てはまる事業者に限って認められます。
Q. 賃上げはいくら必要ですか?
A. 事業場内最低賃金を50円以上引き上げます。令和8年度のコースは50円・70円・90円の3つで、上げ幅と引き上げる人数が大きいほど助成上限も大きくなります(最大600万円)。コース設定や上限額は年度で変わるため、申請する年度の要領で確認しましょう。
Q. 助成金は審査で落ちますか?
A. 補助金のような競争採択ではなく要件充足型ですが、予算が尽きると受付が締め切られます。また賃金台帳や労働条件の書類は厳格に見られるため、労務管理が整っていないと受給できません。
Q. 設備を先に買ってしまいました。今から申請できますか?
A. できません。設備の契約・発注・納品は交付決定の後でなければならず、交付決定前に発注・購入した設備は対象外です。次の設備投資の予定(買い替え時期が近い機器)に合わせて、先に申請の段取りを組んでください。
Q. 「事業場内最低賃金」はどうやって確認しますか?
A. 店で働く全員の時給(月給者は時給換算)を並べて、一番低い額がそれです。研修中時給や高校生時給を設定している店は、その額が事業場内最低賃金になる点に注意しましょう。
他の定番制度
公開 2026年7月19日 / 最終更新 2026年10月7日 / この記事は、公的機関が公開する一次資料をもとにホジョナビ編集部が作成したもので、執筆補助にAIを使用。金額・要件・締切は各制度の公募要領が常に優先。制作方針と情報源
更新履歴(2件)
- 社労士報酬の「相場10〜15%」を、公的な料金表がないため成功報酬の一例に変更、見積もりを書面でもらって比べる手順を追記、参考・出典を追加
- 令和8年度のコースを50円・70円・90円(上限最大600万円)に更新、申請期間(9月1日〜最低賃金の発効日の前日)と対象者(週20時間以上・雇用保険加入)を追記
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