要望調査とは?農業・農家の補助金でどう使う言葉か
- 要望調査
- 国や都道府県の補助事業で、翌年度に補助を使いたい人の計画を市町村が前年度の秋〜冬に取りまとめる手続き。ここに出していないと翌年度に予算枠がないことがあり、農業補助金で最も重要な年間リズムです。
「要望調査」が出てくる募集中の制度(12件)
2026年10月19日時点で、制度名・概要・対象経費のどこかに「要望調査」が現れる募集中の制度です。言葉の意味だけでなく、実際にどう使われているかを見ると理解が早くなります。
- 令和7年度補正「中山間地域所得確保推進事業」要望調査について
- 地域農業構造転換支援事業に係る要望調査のお知らせ
- 農地利用効率化等支援事業に係る要望調査のお知らせ
- 地域農業構造転換支援事業および農地利用効率化支援事業の要望調査を行います
- 令和9年度スマート農業加速化支援事業について、要望調査を行います!締切 2026年10月20日
- 令和8年台風25号による農業被害に対する要望調査について締切 2026年10月22日
- 令和8年度干ばつ災害からの樹勢回復緊急対策事業の要望調査について締切 2026年10月23日
- 大区画化等加速化支援事業の要望調査の実施について締切 2026年10月30日
- 【要望調査】令和8年度産地生産基盤パワーアップ事業(基金事業)に係る要望調査の実施について締切 2026年11月16日
- 令和8年度園芸産地高温対策事業の要望調査(第3回)について締切 2026年11月30日
ほか2件あります。
この用語を使っている解説記事
農業法人化のお金:個人のままとの分岐点はどこか認定農業者とは: 紙1枚で、使える制度が変わる農業の制度資金(農業近代化資金・スーパーL資金・公庫の農業融資)農業機械・スマート農業機器(トラクター・コンバイン・ドローン・自動操舵)ビニールハウス・施設園芸設備(パイプハウス・加温機・環境制御)稲作・水田農業(水稲・転作)野菜・施設園芸(トマト・いちご等)果樹(みかん・りんご・ぶどう・もも等)
要望調査に使える制度は、どの地域に多いか
2026年10月19日時点で該当する12件を地域別に数えました。うち全国対象が0件で、これはどの地域の農業・農家でも申請できます。残りは地域限定なので、自分の都道府県にあるかを先に見ましょう。
| 都道府県 | 該当する制度 | その地域の一覧 |
|---|---|---|
| 新潟県 | 3件 | 新潟県の農業・農家向け制度 |
| 茨城県 | 3件 | 茨城県の農業・農家向け制度 |
| 青森県 | 2件 | 青森県の農業・農家向け制度 |
| 奈良県 | 1件 | 奈良県の農業・農家向け制度 |
| 兵庫県 | 1件 | 兵庫県の農業・農家向け制度 |
| 長崎県 | 1件 | 長崎県の農業・農家向け制度 |
| 大分県 | 1件 | 大分県の農業・農家向け制度 |
直近の締切は令和9年度スマート農業加速化支援事業について、要望調査を行い…の2026年10月20日(あと1日)です。締切の並びは締切間近の制度でまとめて確認しましょう。
あわせて押さえると理解が進む言葉
「要望調査」は単独では判断に使いにくく、次の語とセットで読むと公募要領の意味が通ります。
- 青年等就農計画
- 新規就農者が市町村へ提出する営農計画。作目・面積・販路・収支の見通しと、何年目に何へ投資するかを書きます。ここに書いていない機械は補助の対象にしづらいため、投資計画まで具体的に書くのが実務のコツです。
- 経営開始資金
- 認定新規就農者が就農直後の一定期間、生活と経営を支えるために受け取る給付。返済不要で、原則49歳以下・最長3年という設計が基本形です。交付額や要件は年度で見直されます。
- 就農準備資金
- 就農前の研修期間中に受け取れる給付。都道府県が認める研修機関での研修が前提のため、研修先を決める前に市町村・普及指導センターへ相談するのが安全です。
この言葉が出てくる場面
補助金の手続きは「①制度を探す → ②公募要領を読む → ③見積もりと書類をそろえる → ④申請する → ⑤交付決定を待つ → ⑥発注・支払い → ⑦実績報告 → ⑧入金」の順に進みます。要望調査のような言葉は②と⑤のあいだで出てくることが多く、ここでの読み違いが後の不採択や対象外の判定につながります。
意味が取れないまま先に進めると、交付決定より前に発注してしまい対象外になる、対象外の経費を計画に入れて減額されるといった形で表れます。分からない語が出てきたら、その場で調べてから次に進みましょう。