サロン経営の補助金用語集
- 美容所登録
- 美容の業を行う施設として、開設前に保健所へ届け出て検査を受ける手続き。作業室の面積・器具の消毒設備・照明などの基準があり、登録前に営業を始めることはできません。自宅サロンでも必要です。
- 理容所・美容所の区分
- 理容師法と美容師法は別の法律で、施設の登録も別です。同一空間での重複営業や、シェービングの可否など運用は自治体の条例で差があるため、開設前に保健所へ確認しましょう。
- 管理美容師
- 常時2人以上の美容師が勤務する美容所に置くことが義務づけられる資格者。実務経験3年以上と講習の修了が要件です。増員のタイミングで必要になるため、採用計画と一緒に考えます。
- 出張美容(訪問美容)
- 美容所以外の場所で美容の業を行うこと。疾病等で来店が困難な人への施術など、法令で認められた場合に限られます。介護施設との提携ではこの範囲の確認が出発点です。
- 面貸し(ミラーレンタル)
- 美容室の席を美容師に貸し、借りた側が自分の客に施術する形態。貸す側は席の稼働を、借りる側は固定費を抑えられます。契約書で集客・売上管理・責任範囲を明確にすることが重要です。
- 業務委託サロン
- スタイリストと雇用契約ではなく業務委託契約を結ぶ形態。指揮命令の実態があると労働者と判断され、社会保険や残業代の問題になり得ます。契約書の文言より運用実態で判断される点に注意が必要です。
- フリーランス法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)
- 個人で業務を受託する人との取引ルールを定めた法律。取引条件の明示や支払期日の設定などが求められ、面貸し・業務委託の契約書を見直す機会になります。
- 店販(店頭販売)
- シャンプー・トリートメントなど物販の売上。技術売上と違い時間を使わずに粗利が積み上がるため、客単価の底上げと利益率改善の定番施策です。購入率(購入客数÷来店客数)で管理します。
- リピート率(再来率)
- 一定期間内に再来店した顧客の割合。新規獲得コストは再来促進の数倍かかるため、電子カルテとメッセージ配信への投資はここに効きます。
- 指名売上・指名率
- スタイリストを指名した客の売上と割合。指名率はスタッフの定着と独立時の集客力に直結し、面貸しや独立開業の採算計算でも基礎になる数字です。
- 集客サイト手数料
- ホットペッパービューティー等の掲載料と送客手数料。新規獲得の主力である一方、固定費と変動費の両面で利益を圧迫します。自社予約への移行率を数字で追いましょう。
- 電子カルテ(サロンシステム)
- 顧客情報・施術履歴・薬剤情報・来店周期を管理するシステム。予約・会計・販促と連携させると、リピート施策が仕組みになります。IT導入補助金の対象ツール登録が多い領域です。
- シャンプー台(バックシャンプー・サイドシャンプー)
- サロンの中核設備。給排水工事を伴うため、内装工事とセットで見積もり、改装補助や設備投資の補助と合わせて検討します。
- セット面(施術席)
- 施術を行う席のこと。セット面あたりの売上は生産性の基本指標で、席を増やす投資の判断や、面貸しの採算計算に使います。
- 業務用美容機器(脱毛機・痩身機等)
- 高額な設備投資の対象。効果の表示は薬機法・景品表示法の規制対象で、広告表現に注意が必要です。導入前にリース・中古・稼働率での回収計算を行いましょう。
- 薬機法(医薬品医療機器等法)
- 化粧品・医薬部外品・美容機器の広告表現を規制する法律。「シミが消える」等の効能表現は違反になり得ます。店販やSNS発信の文言は表現の範囲を確認しましょう。
- 生活衛生同業組合
- 理美容・クリーニング・飲食など生活衛生関係営業の同業組合。日本政策金融公庫の生活衛生貸付の推薦や、業界向けの支援情報の窓口になります。
- 生活衛生貸付
- 日本政策金融公庫が生活衛生関係営業者向けに行う融資。設備資金・運転資金に使え、組合の推薦を受ける振興事業貸付は条件が有利になる場合があります。
- 保健所の立入検査
- 美容所の衛生管理(消毒・器具の保管・作業環境)を確認する検査。指摘は改善指導となり、悪質な場合は業務停止もあり得ます。改装時のレイアウト変更は事前相談が安全です。
- まつげエクステ(アイラッシュ)
- 美容師免許が必要な施術で、美容所登録が前提です。ネイルのみのサロンとは扱いが異なるため、メニューを増やすときは登録の要否を確認しましょう。
- ネイルサロン
- 美容師免許が必須ではない業態ですが、まつげエクステやヘア施術を加えると美容所登録が必要になります。設備投資はネイルマシン・排気・照明が中心です。
- ヘッドスパ・ドライヘッドスパ
- 頭皮ケアのメニュー。施術の内容によって美容所での実施が前提となる場合があり、専用機器・シャンプー設備の投資と単価設計がセットになります。
- サロン開業の資金相場
- 居抜きか新装か、席数と機器構成で大きく変わります。物件取得費・内装・設備・運転資金の4本立てで、自己資金と公庫の創業融資を組み合わせるのが基本形です。
- スタッフの社会保険
- 法人は原則加入、個人事業は従業員5人以上で強制適用になります(業種による例外あり)。雇用と業務委託の選択は、社会保険料の負担と指揮命令の実態から判断しましょう。
- 閉店・移転時の原状回復
- 賃貸物件の退去時に求められる復旧義務。給排水・電気工事を伴うサロンは原状回復費が高額になりやすく、開業時の契約段階で範囲を確認しておくことが将来の出口を軽くします。
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用語の意味が分かったら、次は使い方です。テーマ別のガイドへどうぞ(一覧はこちら)。
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